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農業にぜひとも活用したい「スマホアプリ」

スマホにさまざまな農作業日誌をつけられるアプリ

農薬使用記録など、その場でつけた記録をアプリが集計しレポートに出力してくれます。指定の場所ごとに集計してくれるので、作業終わりに日誌をつけることで生じる記憶漏れを避けることができます。
また作業記録を一緒に働いている人と共有することができるため、リアルタイムで進捗確認を行うことができます。
さまざまな記録をその場で簡便につけられるだけでなく、それらを集計したレポートを共有することで、ムダな動きがないか確認することができ、効率的な農業を行うヒントを見いだすことができます。

田んぼや畑で作業をしている時には、手が汚れているのでメモを打ち込んだりすることがなかなか難しいと思います。そんな「作業中に栽培履歴を簡単に残したい」という方にオススメ。
畑らく日記では音声入力機能がありますので、作物の状態や数量などを音声で記録できます。写真撮影も可能なので、作業の様子をより詳しく記録できます。
記録したデータは、スマホからでも、パソコンからでも閲覧可能。アプリ内では他のユーザーと栽培記録を共有できるので、お手伝いさんの作業管理なども可能です。

農薬調整がラクになる!

このアプリの特徴は、農薬調整の面倒な部分を省いてくれるところです。農薬の混用事例に関しては、
 1. 作物を選ぶ
 2.薬剤を選ぶ
 3.混用相手の薬剤を選ぶ
の3ステップで確認することができ、農業者が用意するのは、農薬散布予定の作物の種類と農薬の種類だけです。調整の計算も、希釈倍数や散布する量を入力するだけで、必要量を算出することができます。
難しいことを考えず、でも安全・安心に農薬を使いたいときには欠かせません。

インストール不要のブラウザで動作するWebアプリ。作物名などをもとに代表的な農薬を検索できます。
操作は至ってシンプル。農薬名が思い出せない時、用途をもっと詳しく知りたい時などに重宝しそうです。

その名ズバリなこのアプリ、パッと暗算できないような農薬の希釈計算が簡単にできます。
農薬の説明書に書いてある希釈倍数から必要な「薬量」「散布液量」を割り出すだけでなく、
・「8反(面積)」に散布したいが、必要な「薬量」と「散布液量」は?
・「15L (散布液量)動噴」を満タンにして散布したいが、必要な「薬量」と「散布液量」は?
といった、ちょっと複雑な計算も瞬時にしてくれる、シンプルで使い勝手の良いアプリです。

病害虫などを画像認識するアプリ

画像認識で病害虫や栄養分が足りていない状態の農作物を診断してくれるアプリです。スマホで撮影し、その画像をアップロードするだけで、対処法を表示してくれます。現時点では180種類以上の病害虫等が診断可能です。
また画像診断だけでなく、農家や専門家が集まるオンラインコミュニティとしての役割も。世界各地から集まった知識や成功事例を共有することができます。

柑橘・いちご・ナス・トマトの病害虫を人工知能(AI)で自動診断
無料通信アプリLINEを使って利用できるサービスです。利用方法はとっても簡単。LINEで「アグリショットのIDを友達追加し、診断したい柑橘の被害果写真を撮影し、トーク画面に送るだけ。人工知能(AI)が自動で診断し、20種類ほどある病害虫の中から可能性が高い診断結果を約5秒で送ってきます。詳細を知りたい場合には専門のスタッフに問い合わせることもできます。

症状を見て病害虫の判断が出来ない時に、写真を撮影しAIが病害虫を診断してくれるアプリです。同じ圃場で働いている人のスマートフォンからクラウド上のカレンダーに診断結果を記録していけば、去年、同じ時期にどんな病害虫が発生していたのかを見ることが出来るため、病害虫の計画的な防除に役立ちます。 ほかにも、家庭菜園ユーザーや一般消費者に向けて写真やコメントをしたり、質問に答えることで農園のPRなどをすることが出来ます。

自分で農作物を販売するならこれ!

無料出店、カンタン、声が聞ける“思いが伝わる”農海産物の直販サービス。
畑にいながら毎日マルシェに出品できて、お客さんに新鮮な野菜が届くアプリです。2020年5月から、花きも届くようになりました。利用方法も簡単で、スマホで撮影して1分で出品。売れた翌日にヤマト運輸が持ってくる伝票を元に発送するだけです。おすすめの食べ方や保存方法を伝えたり、食べた感想をもらったりと、お客さんと直接コミュニケーションを取ることもできます。送料も最大7割引で、個人取引よりもグッとお得な送料が適用されます。また、注文管理、入金管理や問い合わせもすべてスマホで対応できます。自分の作物の価値を認めてくれるお客さんと直接やり取りをしたいという方に、ぜひおすすめのアプリです。

「こだわりをもった生産者に正当に評価される世界を作る」という思いをもとに作られた、消費者に向けて直接農作物を販売できるサービスです。初期登録費用も月額費用も無料で、1箱分から好きな価格で販売することが出来ます。コミュニケーション機能を使えば、消費者から質問や感想をもらうことが出来ます。商品販売ページだけでなく、オリジナルの紹介ページを作成してもらえるので、通販をやったことがない方にもおすすめのサービスです。

その他おすすめ無料サービス

「100%オーガニック定期便」と「契約栽培」の2つのサービスを提供しています。契約栽培では、インターネットを利用したCSA -Community Supported Agriculture- (地域支援型農業)で会員制の提携農業を行います。全国のユーザーの声を聞きながら作付を考え、収穫したものを産地直送で届けます。農作物ではなく農作業に価値を生む新しいスタイルで、月額の収入を元に安定した経営を行うことができます。IT化ならではの新しいビジネスモデル、ぜひチェックしてみてください。

農業に関する悩みや知識、取り組みを共有するための農業コミュニティや資材購入、市場での取引状況をチェックできるサービスです。例えば、農業資材を購入する際に、農業コミュニティでおすすめしてもらった資材をそのまま購入することが可能です。他にも、自分が作っている作物を登録することで、市況や値動き、取引価格をチェックすることが出来ます。

生産者と研究成果をつなぎ、最新の研究成果を提供する検索システムです。約30,000件の研究情報と、約4,000名の研究者情報を収録したプラットフォームです。最新の品種や生産技術にチャレンジしたい、日々の作業を省力化したい、といった現場の課題に対する研究成果や研究者を簡単に見つけることができます。

シンプルだけど意外と使えると、アプリの口コミで評判が高かったのが「距離カメラ」です。農業に携わる使用者によると「畝の長さを測るのに適している」のだとか。傾斜地では使えない難点もありますが、かなり正確に距離を測ることができます。
・自分の肩の高さぐらいにスマホを固定して測る
・測りたいものの向こう側に目印となるものを立てる
と、より正確に距離を測ることができます。